三納城跡(読み)みのうじようあと

日本歴史地名大系 「三納城跡」の解説

三納城跡
みのうじようあと

[現在地名]西都市三納

三納の中央部、西に三納川を望むふもと(府下)地区の崖上にある。天文年中(一五三二―五五)築城と伝え、比高四〇メートルの山城。箕納などとも書いた。貞治三年(一三六四)四月二日、「三納城凶徒退治」のため守護一色範親は土持時栄に出陣を命じているが(「一色範親軍勢催促状」土持文書)、この三納城が天文年間の築城と伝える当城と同一の場所にあったのかなどは不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android