三菱ガス化学(読み)みつびしガスかがく

百科事典マイペディア 「三菱ガス化学」の意味・わかりやすい解説

三菱ガス化学[株]【みつびしガスかがく】

基礎化学品,ファインケミカル,機能材料などを生産販売する。なかでもキシレン・メタノールでは大手。登記名は三菱瓦斯化学。1971年日本瓦斯化学工業と三菱江戸川化学が合併して誕生。日本瓦斯化学工業は,新潟天然ガスの有効利用を目的として1951年に設立。三菱江戸川化学は,1918年に三菱製紙子会社として設立(はじめ江戸川工業所,後に江戸川化学工業,三菱江戸川化学と改称)。サウジアラビアベネズエラインドネシアなどでも生産拠点を展開。近年では機能製品の拡大に力を注ぐ。本社東京,工場新潟,東京ほか。2011年資本金419億円,2011年3月期売上高4510億円。売上構成(%)は,天然ガス系化学品32,芳香族化学品25,機能化学品30,特殊機能材13。海外売上比率43%。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「三菱ガス化学」の解説

三菱ガス化学

正式社名「三菱瓦斯化学株式会社」。通称「三菱ガス化学」。英文社名「MITSUBISHI GAS CHEMICAL COMPANY, INC.」。化学工業。昭和26年(1951)「日本瓦斯化学工業株式会社」設立。同46年(1971)「三菱江戸川化学株式会社」と合併し現在の社名に変更。本社は東京都千代田区丸の内。天然ガス系化学品・芳香族化学品・機能化学品などを製造東京証券取引所第1部上場。証券コード4182。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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