20世紀日本人名事典 「三谷礼二」の解説
三谷 礼二
ミタニ レイジ
- 生年
- 昭和9(1934)年10月18日
- 没年
- 平成3(1991)年3月20日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 学習院大学政経学部政治科〔昭和32年〕中退
- 主な受賞名〔年〕
- 鳥井賞(第3回 昭46年度)〔昭和47年〕
- 経歴
- 昭和32年日活映画「孤独の人」出演により大学を除籍され、そのまま日活入社、映画16本に出演。胃かいようの手術を経て、39年から2年間欧米を渡り歩き、帰国後は自由劇場、東京室内歌劇場の創立に参画。42年日活を退社し、46年オペラ演出家としてスタート。以後、二期会、東京室内歌劇場、関西歌劇団などを中心に数多くのオペラを演出。49年「蝶々夫人」は大きな反響を呼んだ。53年食道静脈りゅう、57年から数度にわたる肝臓がんの手術を受けるが、59年「椿姫」で復帰した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報