三達尊(読み)サンタッソン

デジタル大辞泉 「三達尊」の意味・読み・例文・類語

さん‐たっそん【三達尊】

《「孟子」公孫丑下から》天下で尊ばれる三つのもの。朝廷では爵位郷里では年齢、民を治める者では徳。

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精選版 日本国語大辞典 「三達尊」の意味・読み・例文・類語

さん‐たっそん【三達尊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孟子‐公孫丑・下」の「天下有達尊三、爵一、歯一、徳一、朝廷莫爵、郷党莫歯、輔世長民莫徳」から ) 尊ばれる三つの事柄。朝廷では貴族の爵位、地域社会では年齢、世をたすけ、民衆を安らかに生活させていくことでは、徳。〔書言字考節用集(1717)〕

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