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地域社会 ちいきしゃかい community

翻訳|community

6件 の用語解説(地域社会の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地域社会
ちいきしゃかい
community

共同社会,地域社会と訳されるが,この用語の概念規定は数多くあるが,包括的な概念はないといえる。最初に学問的に使用したのは R.M.マッキーパーで,アソシエーションの対概念としてとらえ,「共同生活が営まれているあらゆる地域,または地域的基盤をもったあらゆる共同生活」と定義づけた。

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デジタル大辞泉の解説

ちいき‐しゃかい〔チヰキシヤクワイ〕【地域社会】

ある一定の地域に、共通した社会的特徴をもって成立している生活共同体コミュニティー

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百科事典マイペディアの解説

地域社会【ちいきしゃかい】

一定の地域を媒介として結ばれる生活の共同。自然的契機で成立するが,単なる空間的広がりでなく,そこに居住する人びとの社会生活様式,意識などが制度的に構造化されている社会をさす。
→関連項目CSR無縁社会

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世界大百科事典 第2版の解説

ちいきしゃかい【地域社会】

一定の地域の人間関係によって結ばれる社会。地縁を契機として形成される社会であることから,〈地縁社会〉ともいう。かつて地域社会は,そこに居住する人びとの生活様式,生産様式,意識,態度などによって,他の地域とは異なる社会的特徴をもっていた。すなわち,農山漁村,都市はそれぞれ異なった社会性のもとに地域社会を形づくっていたのである。たとえば農村は生産と生活の場とが一致し,職業の分化はそれほどみられず,ある程度の自給自足性をもっていることが社会的特徴といえた。

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大辞林 第三版の解説

ちいきしゃかい【地域社会】

ある一定の地域に住む人々から成る社会。地縁社会。 → コミュニティー

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

地域社会
ちいきしゃかい
community

一定の地域的範域において形成される人々の社会生活のまとまりをいう。地域社会の範域としては、一つには、居住の場、消費の場としての家族集団を中心とした近隣関係を、いま一つには、居住の場や消費の場だけではなく、生産労働の場としての企業体とか事業所や、余暇活動の場としての盛り場などを含んだものを考えることができるといえよう。
 もとより、一時代前の人間の暮らしのように、消費生活や生産労働や余暇活動などの営みが家族や村社会の人々と同一地域でなされていたときには、これらの活動の場は重なっていたのであるが、しだいしだいに、生産労働や余暇活動の場が家族や村社会から離れて、別の場所で、別の社会関係のもとで営まれるようになると、地域社会の理解や把握においても、消費生活の場面に力点を置くものと、生産労働や余暇活動の場を含めて理解するものとに分かれてくる。このようにみてくると、地域社会の理解においても、何百年とか何世代にもわたって自然発生的、自生的に形成されてきた村的結合と、流動し移動する人々が一定地域に定住し、共住することを契機として、すこしでも住みよい街づくりへとお互いが努力し、取り組んでいくなかでつくられていく地域的まとまりとを、一つにくくってとらえるというのは妥当ではない、ということになるであろう。
 地域社会のうちにも、村社会や生まれ故郷とかいった「生み込まれる」という色彩が濃いものと、住民の合意や連帯や共同の活動のなかから「つくられる」という性格の強いものとの二つがあわせ存在しているのである。それゆえ、今日、そして今後の日本における地域社会というものを考える場合には、それを自然発生的、自生的な地域的なまとまりであると理解するよりも、共通の目標や関心をもつ人々が意識的、計画的につくりあげていくものだととらえるほうがより適切で妥当であろう。[園田恭一]
『園田恭一著『現代コミュニティ論』(1978・東京大学出版会) ▽蓮見音彦・奥田道大編『地域社会論』(1980・有斐閣)』

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世界大百科事典内の地域社会の言及

【社会】より

…狩猟採取社会および園耕社会(初期の原始的な農耕)では部族社会tribal societyがこれに当たり,農業社会では農村共同体rural community,Agrargemeinschaftがこれに当たり,近代国民国家の成立以降では国民社会national societyがこれに当たり,そして現代ではそれがしだいに世界社会world societyに向かって拡大しつつある。
[部分社会]
 (1)地域社会 地縁によって形成される社会,すなわち地理上のテリトリーを共有する人びとから成る社会。マッキーバーがアソシエーションから区別してコミュニティと呼んだものがこれであって,農村と都市がその2大区分をなす。…

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