三選(読み)さんせん

精選版 日本国語大辞典 「三選」の意味・読み・例文・類語

さん‐せん【三選】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令官人の位階昇降のために毎年行なわれる勤務評定(考)を、三回経ること。
    1. [初出の実例]「其の正六位下の三選以上を重ねたる者は、上正六位上を賜ふ」(出典:続日本紀‐神護景雲元年(767)八月一六日・宣命)
  3. 選挙などで、三度選ばれること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android