三重交通(読み)みえこうつう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三重交通」の意味・わかりやすい解説

三重交通
みえこうつう

伊勢志摩南紀基盤とする近畿日本鉄道系のバス会社。1931年伊勢電鉄自動車として設立。1936年参急山田自動車と改称したのち,1939年神都交通に社名を変更。1944年三重県下の陸上交通業社 7社が合併し現社名で新発足。戦後,鉄道全線の電化や,急行列車運行などを行なう一方,都市間直通急行バスの運行や,会員募集方式による日帰りバス旅行などを開始。1964年鉄道事業を三重電気鉄道に譲渡しバス専業となる。2006年三交ホールディングス(2009三重交通グループホールディングスに社名変更)を設立し,その子会社となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android