三野小根(読み)みのの おね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三野小根」の解説

三野小根 みのの-おね

日本書紀」にみえる豪族
河内(かわち)(大阪府)の人。雄略天皇23年星川皇子の乱にくわわり大蔵を占拠するが,大伴室屋(おおともの-むろや)の兵にかこまれる。皇子らは焼き殺されたが小根は脱出し,草香部漢彦(くさかべの-あやひこ)を介して室屋助命嘆願し,ゆるされたためその礼に二人に田をおくった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android