室屋(読み)しつおく

精選版 日本国語大辞典 「室屋」の意味・読み・例文・類語

しつ‐おく ‥ヲク【室屋】

〘名〙 いえ。家屋。また、部屋
海道記(1223頃)蒲原より木瀬川「常に奕姫(かぐやひめ)が室屋に来会して、絃を調べ歌を詠じて遊びあひたりけり」 〔礼記月令

むろ‐や【室屋】

〘名〙
① =むろ(室)(一)⑤
江戸時代麹屋(こうじや)のこと。

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デジタル大辞泉 「室屋」の意味・読み・例文・類語

むろ‐や【室屋】

むろ4」に同じ。
忍坂おさかの大―に人多さはに来入り居り」〈・中・歌謡

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普及版 字通 「室屋」の読み・字形・画数・意味

【室屋】しつおく

いえ。

字通「室」の項目を見る

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