三野混沌(読み)ミノ コントン

20世紀日本人名事典 「三野混沌」の解説

三野 混沌
ミノ コントン

昭和期の詩人



生年
明治27(1894)年3月20日

没年
昭和45(1970)年4月10日

出生地
福島県石城郡平窪村曲田

本名
吉野 義也

学歴〔年〕
磐城中学卒,早稲田大学英文科中退

経歴
山村暮鳥、草野心平との交友を経て昭和2年「銅鑼」「先駆」の同人となり、3年「学校」の同人となる。戦後は26年より「歴程」に参加。詩集は2年「百姓」を刊行。以後「ある品評会」「阿武隈の雲」などを刊行。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三野混沌」の解説

三野混沌 みの-こんとん

1894-1970 昭和時代の詩人。
明治27年3月20日生まれ。妻は小説家吉野せい。中学卒業の年にバプテスト教会で受洗,のち山村暮鳥を知る。郷里福島県平市郊外で開拓生活のかたわら詩をつくり,草野心平の「銅鑼」や「歴程」に参加。野の詩人とよばれた。昭和45年4月10日死去。76歳。早大中退。本名は吉野義也。詩集に「百姓」「ある品評会」「阿武隈の雲」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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