上げ歌(読み)あげうた

精選版 日本国語大辞典 「上げ歌」の意味・読み・例文・類語

あげ‐うた【上歌・挙歌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上代歌謡の、歌い方による名称一つ。声を張り上げて、高い調子で歌うもの。⇔下歌(さげうた)
    1. [初出の実例]「此は夷振(ひなぶり)の上歌(あげうた)ぞ」(出典古事記(712)下)
  3. 謡曲の一小段で、高い調子の音階から始まり、低い音階で終わる、拍節的なうたい方の部分。⇔下歌。〔五音(1434頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む