上丁(読み)ジョウテイ

デジタル大辞泉 「上丁」の意味・読み・例文・類語

じょう‐てい〔ジヤウ‐〕【上丁】

陰暦2月の最初ひのとの日。
孔子をまつる、陰暦2月と8月の最初の丁の日。

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精選版 日本国語大辞典 「上丁」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ていジャウ‥【上丁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょうてい」とも )
  2. 上旬の丁(ひのと)の日。
    1. [初出の実例]「来月上丁、大成殿に御詣あるべき儀等問はせ給ふ御事共ありて」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)中)
  3. 陰暦二月と八月の上旬の丁(ひのと)の日に孔子をまつること。釈奠(せきてん)
    1. [初出の実例]「凡大学国学。毎年春秋二仲之月上丁」(出典令義解(718)学)
    2. [その他の文献]〔唐礼儀志〕
  4. 奈良時代、防人の集団を統率する者。「かみつよぼろ」ともいう。

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