上利村(読み)じようりむら

日本歴史地名大系 「上利村」の解説

上利村
じようりむら

[現在地名]高知市上里じようり

領家りようけ村の北東にあたり、標高四〇〇メートルほどの地にある山間村土佐郡に属し、「土佐州郡志」は領家郷のうちとし、東西一五町、南北二〇町で「其土黒」と記す。枝郷葛山かずらやま(現土佐郡鏡村)があった。天正一七年(一五八九)の領家山地検帳に「上里名」とみえ、検地面積三町三反五代、うち田分二町四反二八代一歩・畠分二反九代・屋敷六反一七代五歩。屋敷数一三、うち居屋敷六。すべて西河惣左衛門の給地。同年の領家山切畑地検帳によると四筆一反四八代二歩の切畑があり、三筆が西弘惣左衛門、一筆が西源兵衛の給地となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む