上北迫村(読み)かみきたばむら

日本歴史地名大系 「上北迫村」の解説

上北迫村
かみきたばむら

[現在地名]広野町上北迫

阿武隈高地から東へ延びる丘陵上にあり、東は下北迫村、南は上浅見川かみあさみがわ村、北は山田岡やまだおか(現楢葉町)。北迫川流域に水田が発達し、荒神あらがみ二本椚にほんくぬぎ七曲ななまがり集落が散在する。もと北迫村の内で、寛文―延宝年間(一六六一―八一)上下に分村したと伝える。しかし郷帳類では北迫村一村で記される。領主変遷は磐城平藩領から延享四年(一七四七)幕府領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 板壁 荒神

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む