上原七次(読み)うえはら しちじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上原七次」の解説

上原七次 うえはら-しちじ

1814-1878 幕末長崎町役人
文化11年生まれ。町使(ちょうじ)(警察担当地役人)をつとめる。安政2年オランダ人に航海術をまなぶ。元治(げんじ)元年長崎奉行所が治安維持のため組織した砲隊・平士隊肝煎(きもいり),のち遊撃隊取締筆頭。慶応4年遊撃隊を新政府の九州鎮撫(ちんぶ)総督に直属させて振遠隊と改称,戊辰(ぼしん)戦争で東北各地を転戦し功をたてた。明治11年死去。65歳。幼名は百馬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android