上原敬二(読み)ウエハラ ケイジ

20世紀日本人名事典 「上原敬二」の解説

上原 敬二
ウエハラ ケイジ

大正・昭和期の造園学者 東京農業大学名誉教授。



生年
明治22(1889)年2月5日

没年
昭和56(1981)年10月24日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大農科大学林学科〔大正3年〕卒

学位〔年〕
林学博士

経歴
林学・造園学を学び、明治神宮造営局技手、帝都復興院技師などを経て、大正7年上原造園研究所を設立。13年東京高等造園学校(現・東京農業大学造園学科)を創り校長となり、14年日本造園学会を創立。昭和28年東京農業大学教授。造園学の普及に努め、生涯で約250の公園庭園などを設計するなど庭園・都市公園の学問的体系化と技術開発に貢献した。著書は200冊以上に及ぶ。著書に「庭園学概要」「都市計画と公園」「造園学汎論」「樹木大図説(全4巻)」「ガーデンシリーズ(全12巻)」「日本風景美論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上原敬二」の解説

上原敬二 うえはら-けいじ

1889-1981 大正-昭和時代の造園学者。
明治22年2月5日生まれ。大正7年上原造園研究所を設立。13年東京高等造園学校(現東京農大造園学科)をつくり校長,翌年日本造園学会を創立。昭和28年東京農大教授。生涯でおよそ250の公園,庭園などを設計した。昭和56年10月24日死去。92歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「造園学汎論」「樹木大図説」「日本風景美論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android