上合月村(読み)かみあいづきむら

日本歴史地名大系 「上合月村」の解説

上合月村
かみあいづきむら

[現在地名]松岡町上合月

九頭竜くずりゆう川の中州東部にあり、西は下合月村。慶長六年(一六〇一)九月九日付山川菊松宛結城秀康知行宛行状(山川家文書)に「上合月村」がみえる。同一一年頃の越前国絵図では当村および下合月・末正すえまさ村とで「合月三村」とある。正保郷帳によれば田方一一四石余・畠方一二五石余。初め福井藩領、正保二年(一六四五)松岡藩領、享保六年(一七二一)再び福井藩領。

安永二年(一七七三)福井藩金津領村鏡(高橋家文書)によれば、田方三町七反余・畑方一町五反。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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