日本歴史地名大系 「上和泉村」の解説 上和泉村かみいずみむら 佐賀県:佐賀市上佐賀上郷上和泉村[現在地名]佐賀市久保泉町(くぼいずみまち)大字上和泉上和泉村(上泉村)は、文化一四年(一八一七)の郷村帳によれば草場・出来島を含んだ地域で、北は川久保(かわくぼ)村、東は櫟木(いちいのき)村、南は下(しも)和泉(いずみ)村、西は徳永(とくなが)村に接する。水田および畑地が主である。応永三年(一三九六)の源調田地寄進状(河上神社文書)に、源調が河上(かわかみ)神社へ寄進した一町二段の田地のうち「安富和泉村内田地弐段」の記述がある。長講堂領の安富(やすどみ)庄は千布(ちふ)村や和泉村などをも包含していたことが知られている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by