上地林(読み)ジョウチリン

デジタル大辞泉 「上地林」の意味・読み・例文・類語

じょうち‐りん〔ジヤウチ‐〕【上地林】

江戸時代社寺に属した林野で、明治時代になって政府に上納したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上地林」の意味・読み・例文・類語

じょうち‐りんジャウチ‥【上地林】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の社寺に所属した森林で、明治四年(一八七一)政府に上納したもの。上地官林
    1. [初出の実例]「国有林野法に依り社寺境内に編入を為したる上地林地種目組換の手続」(出典:内務省訓令第十八号‐明治三四年(1901)一一月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android