上大和田村(読み)かみおおわだむら

日本歴史地名大系 「上大和田村」の解説

上大和田村
かみおおわだむら

[現在地名]緑区上大和田町

土気とけ町の北にある。北の下大和田村と古くは一村で、小間子おまご牧付の村。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に大和田村とみえ、高六七七石。慶長一九年(一六一四)の東金御成街道覚帳でも大和田村として高六七〇石、道普請は三町四〇間を負担した。文禄元年旗本久保勝正領で、寛永七年(一六三〇)勝時が父勝正の遺領のうち五〇〇石を継ぎ、弟勝次に二〇〇石を分与、この際実質一九三石余が勝次領に渡り、上大和田村となり、分村したと考えられる(高橋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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