上小杉村(読み)かみこすぎむら

日本歴史地名大系 「上小杉村」の解説

上小杉村
かみこすぎむら

[現在地名]大井川町上小杉

上新田かみしんでん村の東に位置し、東は下小杉村、北は駿河国志太郡大島おおじま(現藤枝市)。平安―鎌倉時代の小杉御厨の遺称地とされるが、同御厨は駿河国内の御厨とされ、南北朝期から戦国期の小杉郷は遠江国と認識されていた。文禄二年検地高目録に小杉村とみえ、下小杉村とともに一村で、高七一六石余。正保郷帳には上小杉村とみえ、田方三〇一石余・畑方四六石余、幕府領、ほかに若宮八幡(現八幡宮)領四石余・熊野権現領二石・孤雲こうん院領三石がある。元禄郷帳では高六四〇石余、幕府領(国立史料館本元禄郷帳)享保(一七一六―三六)頃は駿河田中藩領と旗本伊勢領の相給(享保郷村高帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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