上小深川村(読み)かみこぶかわむら

日本歴史地名大系 「上小深川村」の解説

上小深川村
かみこぶかわむら

[現在地名]五日市町上小深川

河内こうち川の左岸にあり、川を隔てて上河内かみごうち村と対する。南は下小深川村、北は仏峠ほとけだおを経て沼田ぬまたとも(現広島市安佐南区)に通じる。北は高い山がそびえ、東南は低い山が村内へ出張り、河内川沿いの谷あいの平地に集落が展開する。

中世にはこの辺り一帯をも含めて河内と称したと考えられる。「芸藩通志」によれば、古くは上下の小深川を合して小深川と称していたらしい。「国郡志下調書出帳」によれば、当村は慶長六年(一六〇一)検地により、畝数二二町九反余、高三〇六・一四石と高付された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む