上島渡(読み)かみしまのわたし

日本歴史地名大系 「上島渡」の解説

上島渡
かみしまのわたし

[現在地名]長野市篠ノ井塩崎 庄之宮

中世、埴科はにしな屋代やしろ郷から更級さらしな布施ふせ郷へ渡る千曲川の渡場。現長野市篠ノ井の国鉄信越線鉄橋の辺りに比定される。

「源平盛衰記」には、養和元年(一一八一)六月、越後の城資職が横田よこたに陣を取り、木曾義仲がこれを攻めるにあたり、その先陣滋野党・諏訪党・木曾党は義仲の本隊と別に千曲川の東を北進し、千曲川を渡って西の河原を北へ向かって攻め、越後方を駆け破り、川を渡って本陣に帰ったと記し、次に笠原頼直が千曲川を渡って木曾方の陣へ攻め入ったとも記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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