上平沢新田遺跡(読み)かみひらさわしんでんいせき

日本歴史地名大系 「上平沢新田遺跡」の解説

上平沢新田遺跡
かみひらさわしんでんいせき

[現在地名]紫波町上平沢 新田

JR東北本線日詰(ひづめ)駅北西四・三キロに位置し、北上川とその支流によって形成された段丘群の中位段丘にあたる二枚橋(にまいばし)段丘南西縁部に位置。標高一三四メートル。調査は昭和五〇年(一九七五)に行われ、平安時代竪穴住居跡一一棟、掘立柱建物跡一棟、落し穴状遺構一四基、方形周溝一基、その他土壙を検出。竪穴住居跡は、九世紀末以降一〇世紀にかけてのものと考えられるが、数期にわたるとみられる。形状は方形で、規模は最大六・四×六・六メートル、最小二・三×二・四メートルである。柱穴が確認されたのは規模の比較的大きい二棟のみで、南壁寄りに四ヵ所であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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