上新堀村(読み)かみにいぼりむら

日本歴史地名大系 「上新堀村」の解説

上新堀村
かみにいぼりむら

[現在地名]川島町新堀

おもて村の南西にあり、西は吉原よしわら村。近世三保谷みほのや郷九ヵ村の一。古くは南の下新堀村と一村で新堀村と称していたが、万治年中(一六五八―六一)に分村したという(「郡村誌」など)。田園簿では新堀村とみえ、田高一五一石余・畑高一一石余・野高一二石余、川越藩領。元禄郷帳に村名がみえ、高一一七石余、秋元家時代郷帳でもほぼ同高で、ほかに前々検地出高として高九石余がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android