上月氏(読み)こうづきうじ

世界大百科事典 第2版の解説

こうづきうじ【上月氏】

播磨国の在地領主赤松氏一族。1481年(文明13)の上月満吉所領目録(上月文書)には,佐用郡上月が名字の地,加西郡東河合成国名四分一,同重富分,加東郡下三草地頭分が本領地とあり,また小河氏の所領が新給分として含まれている。小河氏は播磨国衙在庁の出身で南北朝時代中ごろに守護赤松氏の被官となり,室町時代には国衙目代(代官),上位守護代,納所(なつしよ)を兼ねて守護支配機構上重要な地位にあった。上月氏は西播磨の上月を名字の地とする土豪から東播磨に地頭職を得,さらに赤松氏再興後にかつての小河氏知行分を給与されて発展した領主と言える。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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