上有明村(読み)かみありあけむら

日本歴史地名大系 「上有明村」の解説

上有明村
かみありあけむら

[現在地名]神林村有明ありあけ

ひやつ川の流域にあり、南東桃川ももがわ村、北は下有明村。村上・岩船(現村上市)より桃川村を経て小国おぐに(現山形県西置賜郡小国町)へ至る女川おんながわ道が通る。古くは岩船潟が当村近くまで入込んでいたともいわれる。正慶元年(一三三二)一二月晦日の本庄持長飯用途請取状案写(「古案記録草案」所収文書)に「合七百七十七文 有明分者」とある。永正六年(一五〇九)九月一一日の耕雲寺領納所方田帳(耕雲寺文書)には「在明之衛門大郎 五百地屋敷道観作 洲崎殿之分」などとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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