日本歴史地名大系 「上松川村」の解説 上松川村かみまつかわむら 福島県:東白川郡古殿町上松川村[現在地名]古殿町松川(まつかわ)竹貫(たかぬき)村の南東、鮫(さめ)川中流域の山間地に立地。同川支流大平(おおひら)川が字横川(よこかわ)付近で合流。同川沿いに御斎所(ごさいしよ)街道が通る。応永一一年(一四〇四)頃のものと推定される国人一揆傘連判断簡(秋田藩家蔵白川文書)に「松川 源朝光」とみえ、朝光は当地居住の石川一族とみられる。なお建武四年(一三三七)正月一六日の伊賀盛光代麻続盛清軍忠状(飯野八幡宮文書)によれば、麻続盛清が「石川松河四郎太郎」の手に属し小山氏などと戦っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by