上沖洲村(読み)かみおきのすむら

日本歴史地名大系 「上沖洲村」の解説

上沖洲村
かみおきのすむら

[現在地名]長洲町上沖ノ洲

南は有明海に面し、東境行末ゆくすえ川が南流、東は下沖洲村(現岱明町)、北は腹赤はらか村・清源寺せいげんじ村と接する。近世は荒尾手永に属する。慶安―延宝期(一六四八―八一)の肥後国絵図(県立図書館蔵)には「沖須浦」と記載され、陸地化しておらず村名はみえない。元禄国絵図に「腹赤村之内上沖洲村」とあり、同絵図変地帳(同館蔵)には、「清源寺浦、沖洲浦弐ケ所海辺之地形古絵図変候付、直之最前之形をもかふせ絵図仕候事」と海辺の地形変更に伴う絵図訂正を記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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