上焦(読み)じょうしょう

精選版 日本国語大辞典 「上焦」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しょうジャウセウ【上焦】

  1. 〘 名詞 〙 漢方三焦一つ諸説あるが、一般には横隔膜より上の部分とされている。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「天地の間なる気を、口鼻より吸って上焦に受け」(出典:志都の岩屋講本(1811)下)
    2. [その他の文献]〔史記注‐扁鵲伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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