上熊野村(読み)かみくまのむら

日本歴史地名大系 「上熊野村」の解説

上熊野村
かみくまのむら

[現在地名]富山市上熊野など

熊野川右岸沿いに位置し、西は辰尾たつお村、対岸合田ごうだ(現大沢野町)。天保郷帳に「古者 上熊野村・合田村弐ケ村」と注記される。地内の浄土真宗本願寺派浄蓮じようれん寺の本尊阿弥陀如来絵像・蓮如絵像の裏書には元和五年(一六一九)九月一四日の年紀があり、「持専寺門徒満徳寺下、婦負郡上熊野村浄蓮寺」と記され、当時は婦負ねい郡に含まれていたとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android