デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田春佳」の解説
上田春佳 うえだ-はるか
昭和63年4月27日生まれ。種目は自由形。身長177cmの大型スイマー。武蔵野高1年で千葉すずのもつ200m自由形(短水路)の高校記録を12年ぶりに更新,同年のインターハイ200m・400mで2冠を制した。平成19年日大にすすむ。20年北京五輪200m予選で1分57秒64の日本新記録を出したが準決勝敗退(13位)。4×100m自由形リレーは予選敗退だったが,4×100mメドレーリレーで6位,4×200m自由形リレーで7位と入賞をはたす。21年世界選手権代表となり,4×200m自由形リレー第1泳者で日本新記録(1分57秒38)を出す。24年日本選手権の100mで優勝。同年ロンドン五輪代表となり,100mは決勝進出はならなかったが,4×100mリレー(伊藤華英・上田春佳・松本弥生・内田美希)7位入賞,4×200mリレー(上田春佳・伊藤華英・松本弥生・高野綾)8位入賞,4×100mメドレーリレー(寺川綾・鈴木聡美・加藤ゆか・上田春佳)で銅メダルを獲得。100m(54秒00),200m(1分57秒37)の日本記録保持者(26年1月現在)。25年現役引退。東京都出身。