上田良二(読み)ウエダ リョウジ

20世紀日本人名事典 「上田良二」の解説

上田 良二
ウエダ リョウジ

昭和・平成期の物理学者 名古屋大学名誉教授。



生年
明治44(1911)年10月1日

没年
平成9(1997)年7月2日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部物理学科〔昭和9年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和19年〕

主な受賞名〔年〕
朝日文化賞〔昭和31年〕,瀬藤賞(電子顕微鏡学会)〔昭和34年〕,機械学会賞〔昭和37年〕,東レ科学技術賞〔昭和40年〕,紫綬褒章〔昭和48年〕,勲二等瑞宝章〔昭和56年〕

経歴
昭和17年名古屋大学理学部助教授、19年教授、43年工学部教授を経て、51年名城大学理工学部教授。著書に「真空技術」、共著に「粒子線回折」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田良二」の解説

上田良二 うえだ-りょうじ

1911-1997 昭和-平成時代の物理学者。
明治44年10月1日生まれ。理化学研究所勤務などをへて,昭和19年名古屋帝大教授となる。51年名城大教授。金属超微粒子の結晶学的研究で知られ,超微粒子,微粒子製法に関する研究をおこなった。平成9年7月2日死去。85歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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