上田重秀
うえだしげひで
生没年不詳。馬術の上田流の祖。近世初頭の人で通称吉之丞(きちのじょう)、但馬守(たじまのかみ)と称する。大坪流馬術を斎藤安芸守好玄(あきのかみよしのり)の高弟、細川左衛門佐(さえもんのすけ)康政に学び、馬上太刀打ちの名人といわれた。
[渡邉一郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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上田重秀 うえだ-しげひで
?-? 織豊-江戸時代前期の馬術家。
上田流の創始者。大坪流の細川康政にまなぶ。伊勢(いせ)(三重県)安濃津城主の富田信高につかえ,慶長5年(1600)関ケ原の戦いで名をあげた。通称は吉之丞,但馬守。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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