上矢島遺跡(読み)かみやじまいせき

日本歴史地名大系 「上矢島遺跡」の解説

上矢島遺跡
かみやじまいせき

[現在地名]境町上矢島

かす川と東を流れるはや川の間に開けた淵名ふちな台地先端部にある。南は低地となり水田が開ける。三〇軒ほどの竪穴住居・掘立柱建物・井戸などを検出、主体は平安時代である。台地の最も高い部分を溝が台地走向に沿って走り、その両側住居が集中していた。住居や溝の中から五〇点以上の墨書土器出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 和名抄 布知奈

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android