上磯尾村(読み)かみいそおむら

日本歴史地名大系 「上磯尾村」の解説

上磯尾村
かみいそおむら

[現在地名]甲南町磯尾いそお

磯尾川の最上流、下磯尾村の南に位置し、南は伊賀国境。集落は緩やかな山腹に立地。集落内の道は槙山まきやま(現三重県阿山郡阿山町)に通じる。延宝七年(一六七九)検地帳(上磯尾共有文書)によると上磯尾分の高三四七石余、田二九三石余・二一町余、畑四二石余・六町余、屋敷一一石余・一町。元禄一一年(一六九八)旗本内藤領となる。下磯尾村との入会草山が八六町余、下磯尾・龍法師りゆうぼし野尻のじりとの入会草山が一九町余(上磯尾共有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android