日本歴史地名大系 「上神梅村」の解説 上神梅村かみかんばいむら 群馬県:山田郡大間々町上神梅村[現在地名]大間々町上神梅下神梅村の北、南流する渡良瀬川右岸に位置し、勢多(せた)郡に属する。北は深沢(ふかざわ)川を挟み宿廻(しゆくめぐり)村(現勢多郡黒保根村)。宿廻村、上・下神梅村の三村を含めて戦国期には深沢村と称したという(黒保根村の→神梅城跡)。小字深沢が残り、当村を南北に通った銅山(あかがね)街道の宿場であった。寛文一一年(一六七一)神梅村が上・下に分村(郡村誌)、分立後の元禄郷帳では高二六七石余、幕府領。江戸後期の御改革組合村高帳では同高・同領、家数六四。正徳六年(一七一六)の村方覚書帳(福田文書)によると反別田畑屋敷合六九町三反余で、ほとんどを下畑・下々畑・山畑が占める。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by