デジタル大辞泉 「上種」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ず〔ジヤウ‐〕【上▽種/上▽衆】 身分のよい人。貴人。上﨟じょうろう。「―の所にうち出でたるに、傍ら痛からぬ文かな」〈宇津保・祭の使〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上種」の意味・わかりやすい解説 上種じょうしゅsuperspecies 種の上位の分類階級。 E.マイアーが動物地理学の立場から提唱した。地理的に分布圏が重ならない近縁種の群を考察するとき,これらが分化する以前に共通分布圏を有する共通の祖先をもっていたと考えて,これを上種と呼んだ。命名法としては,現存の数種のうち代表的なものの学名の末尾に superspeciesと付記して示す。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報