上腕骨顆上骨折(読み)じょうわんこつかじょうこっせつ(その他表記)supracondylar fracture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上腕骨顆上骨折」の意味・わかりやすい解説

上腕骨顆上骨折
じょうわんこつかじょうこっせつ
supracondylar fracture

小児骨折の代表的なもので,手をついて倒れたときに起る。転倒したときの肘関節状態によって,伸展骨折と屈曲骨折の2型に分けられる。神経麻痺フォルクマン阻血性拘縮を合併することがある。また,過剰仮骨形成や限局性骨化性筋炎が起って肘関節の可動性を妨げたり,内反肘となったりすることも,しばしばある。通常徒手整復牽引療法を行なってギプス固定するが,保存的な整復が不可能な場合には手術で整復する。

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