日本歴史地名大系 「上西門院御所跡」の解説 上西門院御所跡じようさいもんいんごしよあと 京都市:下京区醒泉学区卜味金仏町上西門院御所跡上西門院恂子(のち統子)は、鳥羽天皇第二皇女で後白河天皇の姉にあたり、保元三年(一一五八)同帝の准母となって皇后を称し、翌平治元年に院号宣下。文治五年(一一八九)没。吉田経房の日記「吉部秘訓抄」同年八月二五日条に「予参ル上西門院ノ御所ニ楊梅油小路、今日五七ノ忌景也」とみえ、同院の晩年の御所が楊梅油小路にあったことが知れる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by