20世紀日本人名事典 「上道直夫」の解説
上道 直夫
ウエミチ タダオ
昭和期のドイツ文学者 関西大学名誉教授;阪神ドイツ文学会会長。
- 生年
- 明治37(1904)年6月24日
- 没年
- 昭和53(1978)年8月28日
- 出生地
- 大阪市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学文学部ドイツ文学科〔昭和6年〕卒
- 経歴
- 昭和17年関西大学予科教授、23年新制関西大学教授となり27〜35年文学部長・39〜43年同大学理事。33〜35年日本ゲーテ協会評議員、35〜38年同協会理事、36〜40年阪神ドイツ文学会会長、41〜45年財団法人ドイツ語学文学振興会理事、45年関西大学退職、名誉教授。45年大阪産業大学教授となり53年退職した。大阪高等学校在学中、藤沢桓夫らと「辻馬車」同人となり、創作活動に従事したほか、ハウプトマン「情熱の書」1.2部を翻訳、他にカージミル・エトシュミット「生きている表現主義」の翻訳がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報