上鈴村(読み)かみすずむら

日本歴史地名大系 「上鈴村」の解説

上鈴村
かみすずむら

[現在地名]姫路市四郷町上鈴しごうちようかみすず

飾東しきとう郡に所属。小丘の元取もとどり山の東、八家やか川の上流にあたり、西は坂元さかもと村。古くは一帯鈴野すずのとよばれていたという(飾磨郡誌)正保郷帳に村名はみえず、貞享元年(一六八四)の本多忠国領知目録(本多家文書)に「上鈴村」とみえる。元禄郷帳には「古ハ御着村」との注記があり、貞享頃までに御着ごちやく村から分村したと思われる。分村後も姫路藩領として幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む