上銀(読み)ジョウギン

デジタル大辞泉 「上銀」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ぎん〔ジヤウ‐〕【上銀】

純度の高い銀。上質の銀。
かねは奥の戸棚に―が五百目余り」〈浄・油地獄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上銀」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ぎんジャウ‥【上銀】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の銀地金の品質の良いものをいう。形状重量は一定していない。
    1. [初出の実例]「といふきの銀も上銀七匁五りん御座候。左候へは少もとく儀無之候」(出典梅津政景日記‐慶長一七年(1612)四月二一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android