上黒岩遺跡(読み)かみくろいわいせき

最新 地学事典 「上黒岩遺跡」の解説

かみくろいわいせき
上黒岩遺跡

Kamikuroiwa site

愛媛県上浮穴郡久万高原町上黒岩,久万川の右岸にある岩陰遺跡。この遺跡の第9層から,日本最古の土器といわれる細隆起線文土器片が,長さ5cm内外の扁平な緑泥石片岩の川原石を利用して製作した線刻女性像,有舌尖頭器などとともに発掘され,注目を引いた。14C年代は12,165±600年BP。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上黒岩遺跡」の意味・わかりやすい解説

上黒岩遺跡
かみくろいわいせき

愛媛県久万高原町美川大字上黒岩にある,縄文時代早期初頭から晩期を経て原史時代にいたるまで断続的に使用された岩陰遺跡。国の指定史跡。 1961年に発見された。土佐湾に注ぐ仁淀川上流,久万川右岸の石灰岩の断層下にある。放射能年代測定により,約1万 2000年前と比定された細隆起線文土器と,これに伴出した緑泥片岩川原石製の線刻女性像,有舌尖頭器などの発見があり,一躍著名な遺跡となった。遺跡地に上黒岩考古館があり出土品が陳列されている。

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