下一日市村(読み)しもひといちむら

日本歴史地名大系 「下一日市村」の解説

下一日市村
しもひといちむら

[現在地名]塩沢町下一日市

上一日市村・宮野下みやのした村の北。西は山地、北は君沢きみさわ村、東の魚野うおの川対岸は丸池まるいけ新田集落は三国街道沿いにある。正保国絵図に村名がみえ、高三〇六石余。天和三年郷帳では高二七一石八斗余。宝暦五年(一七五五)の村明細帳(小千谷市立図書館蔵)では村高二七八石五斗余でうち新田六石六斗余。反別は田一九町一反余・畑四町二反余、家数四〇、男一〇〇・女八〇、馬三三。字やまから明治二二年(一八八九)経筒と古銭が発掘されたが、村人は仏難を恐れ元の地に埋戻したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android