下亀谷村
しもかめだにむら
[現在地名]瑞穂町下亀谷
淀原村の西、上田所村の東、亀谷川が出羽川に合流する地点に開けた扇状地と河岸段丘に立地。長尾原・順庵原の二集落がある。江戸時代初めは上・下に分立していず、元和五年(一六一九)の古田領郷帳に亀谷村がみえ、高三〇六石余、年貢高は田方一四〇石余・畑方一二石余。同年の古田領小物成帳によれば亀谷村は鑪役銀一三〇目、木佐炭・木こり役銀一六八匁余を上納。正保国絵図でも亀谷村一村で、高三〇六石余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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