下似内村(読み)しもにたないむら

日本歴史地名大系 「下似内村」の解説

下似内村
しもにたないむら

[現在地名]花巻市下似内

上似内村南西に位置する。南西流する北上川に南側を画され、西側を南流する川は当村南端で北上川に合流し、西側を奥州街道が通る。かつては上似内村と一村で似内村と称したという。元和八年(一六二二)の南部彦九郎宛南部利直蔵入物成申付状(花巻宗青寺文書)に下仁田内とみえる。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付には蔵入高二〇五石余とあり、七ヵ年平均の免は四ツ四分五厘。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android