日本歴史地名大系 「上似内村」の解説 上似内村かみにたないむら 岩手県：花巻市上似内村[現在地名]花巻市上似内柏葉（かしわば）村・庫理（くり）村の南に位置し、南西は下似内村、南東は南西流する北上川を挟んで矢沢（やさわ）村、地内を北上川支流五内（ごない）川が貫流する。庫理村から当地を抜けて花巻に通じる道が通る。かつては下似内村と一村であったという。正保国絵図や元禄十郡郷帳では下似内村と併せて似内村として高付され、正保国絵図では高四二八石余、元禄十郡郷帳による〆高は田八〇七石余・畑一二九石余。元和八年（一六二二）の南部彦九郎宛南部利直蔵入物成申付状（花巻宗青寺文書）に上仁田内とみえる。天和二年（一六八二）の惣御代官所中高村付には蔵入高七二二石余とあり、七ヵ年平均の免は四ツ二分四厘七毛。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
