下余川村(読み)しもよかわむら

日本歴史地名大系 「下余川村」の解説

下余川村
しもよかわむら

[現在地名]氷見市余川

余川川の中流域、氷見町の北西に位置し、東は稲積いなづみ村、西は上余川村。村のほぼ中央を西から東に余川川が流れる。正保郷帳では高一千八六九石余、田方一一六町七反余・畑方七町八反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一千六七七石・免五ツ一歩、小物成は山役四九八匁・蝋役二二匁(三箇国高物成帳)。副業として、農閑期には鏡磨ぎ・小間物等の行商で他国に出るものも少なくなかった。明暦二年(一六五六)の加納組高覚帳(円仏家文書)によれば百姓一一八・頭振七五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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