最新 地学事典 「笏谷石」の解説
しゃくだにいし
笏谷石
Shakudani stone
福井市足羽(あすわ)山とその周辺から産出する,青緑色の凝灰岩質石材名。中新世前期の糸生(いとお)層に属する火砕流堆積物で,デイサイト軽石火山礫凝灰岩からなる。利用は古墳時代の石棺に始まり,特に江戸時代から明治時代の北前船によって日本海沿岸地域を主体に全国に流通した。現在採石は中止され,日本遺産「400年の歴史の扉を開ける旅~石から読み解く中世・近世のまちづくり 越前・福井~」の構成資産。
執筆者:先山 徹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

